自然療法といえば
身体にとって、安心安全なものだけを
取り入れるから、絶対良いよね

と思っていませんか・・・?
自然療法を勉強した今では、私も
子供には出来るだけお薬は使いたくないし、
添加物等も出来るだけ避けて、自然なお食事
で身体を良くしたいと思っています

でも、病院で働いている時の私のイメージは
自然療法は危険なものでした

というのも、自然療法で拗れに拗らせちゃって
受診される患者さんがよくいたからなんです


例えば・・・
アトピーのお子さんを絶対アロマで治すんだと必死なママ!
悪くなっても、好転反応と思っているから、
精油のアレルギーにも気づかず、
受診したときには全身が腫れてじゅくじゅくに 😥
傷がなかなか治らないと受診した膠原病の患者さん
傷の中から出てきたのはビワの葉

取り除いてきちんとケアしただけですぐに良くなったり!
自分は脱ステ、脱保湿で治すと意気込んでいる患者さん!
だんだん酷くなって紅皮症という状態になって、高熱もでて、
ようやく受診して入院を余儀なくされたり・・

等々・・・
結果、強いステロイドや免疫抑制剤の治療をしなくてはならず、
なかなか治らないし、痒みが強いので、
強い痒み止めを使わないと眠れなかったり

最後の砦はやはり西洋医学なんですよね・・・。
ならば、初めから上手に両方を取り入れたらいいのに
というのが、私の考えです。
自然療法にも、西洋医学にも
メリットとデメリットがあります

両方のメリットもデメリットも把握して
自分やお子さんの状態をよくアセスメントしたうえで
メリットが出るよう上手に取り入れたらいい!
絶対に自然療法という拘りは時に危険です。
西洋医学、自然療法と切り分けず
自分にとってのベストを選べるような
知識を身につけてほしい
そのための知識をお伝えしていきたいと思います。